佐用の大イチョウ
【所在地】兵庫県佐用郡佐用町佐用
【大きさ】幹周861cm 樹高35m
【文化財指定】県指定天然記念物(昭48年3月9日指定)
このイチョウは、平安時代には満願寺という寺の境内にありました。
室町時代の「嘉吉の乱(1441)」で寺は焼失したもののこのイチョウは焼失を免れ、その後今日まで佐用町の栄枯盛衰を眺めてきていると、伝えられています。
町のシンボルとして町民から親しまれていることから、佐用町では平成17年に合併するまでイチョウを町の木に定めていました。
佐用町では昨年(平成21年)8月の台風9号の大水害で、死者18名、行方不明者2名、全半壊家屋891棟、床上・床下浸水899棟と甚大な被害が発生し、佐用町役場をはじめ町の商店街も濁流に見舞われ、町全体が壊滅的なダメージを受けました。
町の中心部にあるこの大イチョウの周辺も水害時には濁水に覆われましたが、市街地の復旧・復興とあわせて今年の春には今までどおり元気に新芽を出し、現在は青空に新緑を輝かせています。この大イチョウがこれからも町のシンボルとして、町民に元気を与え続けてくれることを願っています。

佐用の大イチョウ

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